2017年8月14日 (月)

怨霊映像32 深篇 ネタバレ感想

32

怨霊映像32 深篇、2017年6月の作品です。

impact

公園彼女

投稿者が公園で彼女を撮影した映像。

公園で猫探していると、彼女の足を掴もうとする白い腕と、真っ白な子どもの頭部が現れる。

この公園の近くに一家全員が首を吊って無理心中した家があるという。

手は子どもの手っぽくないです。子どもの顔の苦しそうな表情と、首を吊ったということらしく、首が長いのがいい感じでした。心中した一家の霊なら、何故こんな所にあらわれたのでしょう。家にいればいいのに。何がしたかったんだろう?

騒音

投稿者が越してきたばかりの部屋のポルターガイスト現象に悩む彼女の部屋を撮影した映像。

洗面所を撮影していると、電気が突然消え、浴室のバスタブの中に女性の姿が現れる。驚いた投稿者が倒れると、今度は目の前に顔が現れる。

不動産屋に聞くと、以前の住人が近くの駅で飛び込み自殺をしていた。

画面が暗いので、いるのはすぐ分かりますが、表情とかまでは分からず、怖さ的にはいまひとつでした。飛び込み自殺をしたのに、ごく普通の姿で現れるのが残念なところ。

歪むトンネル

投稿者が珍しいトンネルを撮影した時の映像。

トンネルの中間点で、入口と出口に2人の女性を立たせて撮影すると、片方の女性の背後に青白い顔をした女が映りこむ。そして、2人の女性の位置が変わってしまう。

このトンネルの近くにダムがあり、中年の女性が投身自殺をしたといわれていた。

背後に映る女性は顔が青白くて、ああいるなってだけで、怖さ的にはいまひとつ。入れ替わりは、カメラの動きが速くて、よく分かりません。言われてみれば、って感じでした。それにしても、このトンネル、何が珍しいんだろう?

コーンポタージュ

投稿者が大学の講義室で撮影した映像。

缶のコーンスープを飲んでいる女性を撮影。女性に近づくと、机の下に人頭が映りこむ

この講義室には真夜中に事故で亡くなった学生が一人で座っているという噂があった。

題名がコーンポタージュだったので、缶の中に目が見えるとか、そっちの方向かと思っていたので、机の下にはまったく注意が向いていませんでした。普段は座っているらしいのに、なんで今回は机の下。恥ずかしがり屋の霊なんでしょうか。

パッティングセンター

投稿者がバッティングセンターに彼女と行った時に撮影した映像。

バッティングを終えた彼女がヘルメットを脱ぐとき、背後に緑色の顔が現れる

彼女は子どもの頃から霊に取り憑かれやすい体質で過去に何度かお祓いをしてもらっていた。

頭から血を流し、彼女を見つめている顔は不気味でした。何故緑色? 取り憑かれやすい体質とか、難儀な体質で気の毒すぎる。

隠しカメラ

投稿者がある方法で入手した映像。

部屋に設置されているらしいカメラの映像で、画質も音声もかなり悪い。部屋には2人の女性がいて、何かを探している。一人の女性がカメラの前に立ち、どいた後、もう一人の女性が、意識が無いような状態で手を横に開き、体の中から黒い髪の女が蠢きながら這い出てくる。

専門家に見てもらったところ、女性に取り憑いていた霊で、女性から抜け出ようとしているところとのこと。

もう貞子にしか見えなくて…。テレビだけじゃなく、人の体の中からも出てくるなんて。パワーアップしましたね。

道に迷う

投稿者が地元の同窓会の帰り道、見知らぬ道に迷い込んだときの映像。

道に迷い、夜道を走っていると、トンネルに入る。助手席側のフロントガラスに手が現れる。助手席に座る女性の足に顔の様なものが映る。

後日、同じ場所に行ってみようとしたが、道は見つからなかった。

手はともかく、顔が怖い。見開いた目、一つ目? 狐か狸、あるいは妖怪に化かされたんでしょうか。

見知らぬ宿泊客

投稿者が民宿で撮影した映像。

民宿の階段を子どもが上っていくと、途中の窓に顔が現れる

この民宿は青木ヶ原樹海の近くにあり、部屋が広いわりに料金が安かった。

顔は、最初はただの白い顔でしたが、目のところが真っ黒になり、不気味さアップ。その後、だるまさんがころんだ、と言って顔を出す子どもの背後に、髪がぼさぼさの女が立っています。他にも、お母さんのコートの光があたっているところが人の顔の様に見えたりしてましたが、そちらははっきりしません。

ドライブのハズが

投稿者が夫婦でドライブに行った際に撮られた映像。

車のタイヤに藁人形が付けられているのに気がつく。藁人形には人の顔の写真がつけられていたが、投稿者には見覚えがない。投稿者が藁人形を取り外すと、貼り付けられていた写真の顔が血まみれに変わり、蠢いていたいた。この後、夫はずっと呪われたとつぶやき続けていた。

五寸釘でタイヤに打ち付けられてたみたいですがタイヤはパンクしないんでしょうか。変化した顔はぼけていて、なんとなく血まみれかなくらいは分かります。車の持ち主に対する恨みなのか、写真の人物へのうらみのとばっちりを受けてしまったのか、どっちなんでしょう。

内見

投稿者が数年前、家を内見したときに携帯電話のカメラで撮影した映像。

以前は住んでいた高齢者が亡くなり急に売り出された家。収納スペースを映すと、人の首が映り、こちらを見ているが、すぐに消えてしまう

暗くてよくわからないけど、血だまりの中に置かれた首のような感じ。もしかしたら、違う世界と繋がっていて、何かがちょうど出てこようとしていていたのかもしれません。髪の長い女性のようですが、上目遣いで睨んでいる感じがちょっと怖い。

出会い系

投稿者がとあるサイトで紹介してもらった女性を撮影した映像。

女性と合流し、ファーストフード店らしき店に入り、話しをていると、彼女がカメラで撮影しているか指摘してきたので、とりつくろうとカメラを動かすと、壁から顔のようなものが現れる

専門家に見てもらったところ、女性に取り憑いている生き霊とのこと。

目鼻口だけの透けた顔で、イケメンっぽいけど、白目をむいた感じでちょっと不気味。それよりなにより投稿者がキモかった。

逃げずにモーニングコール

ネット番組として、幼い少女が殺されたといわれる部屋で撮影した映像。

ごく普通の小学生の女の子の部屋にいる男女2人。男性が「カメラはスタッフが家の外から操作しているので、絶対触れないようにして下さい。一晩過ごしたあかつきには、××のレギュラーです。幸運を祈ります。なお、弁当や飲み物はご自由に。自己紹介をお願いします。」という指示書を読み上げる。

食事をし、緊張も解けたのか話しをしていると、突然電気が消える。カメラはナイトモード切り替わった。横になって寝ていたが、男性の方が起き上がり、ペットボトルを持ち、素振りを始める。カメラの前でペットボトルを構えると、右下に小学生が被るような帽子を被った顔が現れ、女性の頭の所に重なる。男性がそれに向かってペットボトルを振り下ろすと、女性が悲鳴をあげる。不気味な頭は左側に移動し、二人を見下ろしていた。

投稿者によると、この後すぐ、配信業者が倒産してしまい、この映像が配信されることはなかった。

よくわからない。企画自体、ドッキリなのか、それともよくある心霊スポットで一夜を過ごすというようなものなのかも分からない。少女が殺されたにしては部屋がきれいすぎる。

暇をもてあましペットボトルで素振りをしていたら、不気味な顔が現れたので、殴ったら女性の頭に当たってしまったって事なんでしょうけど、ちょっと挙動不審。憑かれていたという可能性もありそう。飛んでいる顔は、殺された少女の霊なんでしょうか。顔がミイラみたいで怖い。

怨霊映像シリーズ追跡ドキュメント
レッドアウト 赤い部屋#1

投稿者がとある心霊スポットで撮影した映像。

山の中のモーテルだったらしき廃墟。中はすっかり荒れ果てている。ある部屋の入ると、画面が真っ赤になる。部屋を出ると画面は元にもどる。前方でドアが勝手に閉まり、怖くなって廃墟を出るが、映っている男性の背後に歪んだ顔が現れる。男性は目がおかしくなり、見える物が全て真っ赤になってしまった。

投稿者に話しを聞くと、病院に行った友人は、目がおかしくなったのは貧血のせいではと言われる。戦闘機のパイロットなど、体に大きくG(加重)がかかった際に眼球に血液が集中し、視野が赤くなることがある。同様のことが、立ちくらみや貧血のときなどにも発症する。このような症状を「レッドアウト」という。友人は、その後見る夢がすべて赤く、鬱になり、実家に戻ってしまった。

その後、投稿者と共にC県Yホテルに向かった。 つづく

背後に映っていた霊の歪んだ顔が不気味でした。部屋が赤くなることや目がおかしくなることと関係あるんでしょうか。問題の廃墟は千葉県のとっても有名な心霊スポット廃ホテル。これまでもたくさん心霊映像が撮れてるし、テレビとかでもよく出てきてました。今回はどんな因縁話があるんでしょう。

怨霊劇場7 ドッペルゲンガー

隣に越してきた、まったく自分とは似ても似つかない変な女が、「あなた、私にそっくりですね」とか言ってきて、夜、ベランダからドッペルゲンガーは殺さないと、と襲ってくる。というような訳の分からないお話でした。

impact

「公園彼女」「道に迷う」「逃げずにモーニングコール」「レッドアウト 赤い部屋」が良かったかな。

今回はまあまあというところでしょう。私の怖さに対する感覚がは麻痺してるのかもしれません。先日見ていたテレビの心霊番組では大したことのないような映像にも、キャーキャー言ってましたから。

2017年8月12日 (土)

呪【ノロイエ】家 ネタバレ感想

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呪【ノロイエ】家、2017年8月の作品です。

投稿されてきた生素材の心霊映像を、ユーザーの五感に響く“恐怖の動画”にアップデートしたホラー・ドキュメント。“事故物件”“ワケアリ物件”に現れる霊障に特化した作品を収録

レンタル店でなんとなく借りてしまった1本でした。ちょっとは期待してたけど、見ている途中とんでもないこと発見をしてしまって、がっくりきてしまいました。

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黒衣の女

投稿者の男性が、かつて殺人事件が起きたとされるとある事故物件において撮影した映像。

マンションの階段を上り6階につくと、廊下の突き当たりに、いかにも怪しすぎる黒髪の黒い服を着た女性が膝を抱えて体を揺すっている。女が撮影している投稿者に気がついたので、慌てて階段の方に逃げようとすると、階段から女が現れ、消える。

管理会社によると、事件当時、被害者の女性の遺体は5階の共有廊下で発見された。事件後、各階の入居者から心霊現象の報告が多く、しばらくして空室が目立ち始めた。

目の前に現れた女の顔が、顔を傷つけられたのか、口が裂けたような感じが不気味でした。

悲鳴は聞こえない

投稿者が友人の家に泊まった際に撮影した映像。友人はこの物件に越してから、真夜中に鳴るチャイムの音に悩まされていた。

鳴り続けるチャイム。投稿者がドアを開けると、男が立っていて、「大丈夫ですか」と心配している様子。以前から悲鳴が聞こえて、その度訪ねてきていた。チャイムはこの男性が押していたらしい。男性は同じアパートの住人のようだが、投稿者も友人も悲鳴は聞こえていない。ドアと友人の方を交互に映していると、友人の背後の窓の所に女性の生首が浮いてている。投稿者は気がつかない。再度、友人を映すと、女は友人の背後に現れていた。

この部屋の家賃は相場通りで、重要事項の告知もなかったので事故物件ではないと思っていた。改めて不動産屋に確認すると、昨年末この部屋で女性入居者の自殺体が発見された。事件発生から友人が入居するまで、中間宿泊者が存在し、告知義務が解消されていた。

外にいるときは顔が露わだったのに、友人の背後に現れた時は神で顔が半分隠れていて、表情がよく読み取れないのが残念。されにしても、この話、聞いたことがあるような…。


心中の家

ルームロンダリングとは、心理的瑕疵物件、いわゆる事故物件に一定期間居住し、不動産業者の告知義務を解消させること。他殺や自殺、孤独死。様々な事情で入居者が亡くなった事故物件は、入居に際して、事前告知が義務づけられている。しかし、その告知義務は最初の入居者のみに限られている。そして、この世の中には、事故物件の最初の入居者になることで、告知義務の解消を請け負い、報酬を得る、ルームロンダリングを生業とする者が少なからず存在している。

この映像は、そういう仕事をしている女性暮木さんから送られてきた、賃貸一戸建ての事故物件における記録映像。3ヶ月間、この家に住むことになっていた。全居住者は夫婦と幼い娘の3人家族。○○年6月8日、夫が2階で眠っていた娘を包丁で刺殺。妻を素手で絞殺。自らも一階で首を吊って死亡、という無理心中だった。

初日、カメラを手に家の中を見て回る。家の中には前の住人が残していった家具や食器、電気製品などが残っていた。2階は子ども部屋。ここで妻と娘の遺体が発見された。リビングや寝ている部屋を撮影するた定点カメラを設置。

5日目、特に異常はない。家の周囲を撮影していると、不審な男が家を見ていた。心霊スポットを見に来たのか?

半月後、2階から物音が聞こえる。2階を見に行くが、特に異常は無い。しかし、すぐ横で階段を降りる音がする。寝ている時も2階から音がしていたので、定点カメラを2階に設置。うるさいくらいの物音が記録される。

30日目、夜中に物音が聞こえるが、それ以外は特に変わったことはない。定点カメラにも音しかとれていなかったので、カメラを1階に戻す。和室にカメラを設置していると、背後の押し入れが開く。夜中、和室の定点カメラは押し入れの襖が開き、中に横向きの顔が映る。

1ヶ月半後、最初の頃は物音がしていたが、最近は特に異常はないようだった。定点カメラには隣の部屋に女が立っているのが映っていた。

2ヶ月目、暮木はこの家にいるのは夫の霊で、自分には興味を持っていないと考えていた。後1ヶ月。物音がしたので2階をうかがうと、つけたはずのない電気がついている。2階の部屋でも、テープルの上のライトがついている。周りを映すと、扉のガラスに人影が映る。

72日目、また2階でバタバタと物音がしている。、定点カメラが動いて下を向き、人の足が映る。最近、また音がうるさくなり、夜も寝れなくなっていた。背後のガラス戸の向こう、女が立っている。

87日目、残り2日。この日、6月8日はこの家で事件が起こった日。暮木は音がうるさくて眠れずにかなり苛ついていた。その夜、2階への扉が勝手に開き、騒々しい音がする。2階を調べるが、音が止み、異常はない。突然、家の電気が消えた。ナイトモードのカメラには、娘のベッドのところに女がいるのが映る。娘を刺しているらしいのですが、よく見えませんでした。一旦電気がつくがすぐに消え、女が暮木を襲ってきた。

心中事件について調査したところ、無理心中の首謀者は夫ではなく、妻の可能性が高いとのことだった。妻が夫の不在中に幼い娘を殺害、帰宅した夫に凶器をむけたが、夫が正当防衛で絞殺。自責の念に駆られた夫も自殺。専門家の意見によると、映像に記録された事象の大半は妻の霊が起こしたものとのこと。

まあ、パラノーマル・アクティビティみたいな、地味な心霊現象の映るちょっと退屈な映像でした。前の住人の家具とか残ってて、子ども部屋のベッドには布団が敷いてあったり、生活感が生々しいわりに、掃除が行き届いていて、きれいな家に違和感。あんなことがあった後、後2日、住み続けたんでしょうか。

impact

内容は月並み。メインの「心中の家」が怪現象が少ない割に長すぎて途中で寝てしまいました。

私を脱力させたショックなネタバレ

















封印映像31を見終わって、これを見たのですが、心中の家の2階の子ども部屋が封印映像の「監視カメラ」の部屋とまったく同じ。家具まで同じで、絶句。ここまであからさまだとスルーする気にもなれなくて書いてしまったけど、ハウススタジオを使うなら、同じような撮影をしてなかったかくらいは調べて、被らないよう気をつかってほしかった。同じ月に発売される作品だからなおさら。どっちが先かとかはわからないけどね。ちまたにあふれる映像が全部本物だなんて思ってはいないけど、こうまであからさまに見せられると興醒めすぎる。

2017年8月11日 (金)

封印映像 31 監死カメラ ネタバレ感想

31

“真の恐怖”に迫るホラー映像を収めた「封印映像」シリーズ第31弾。2017年8月の作品です。

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あいのり

心霊物の動画を配信していた投稿者。友人と有名な心霊スポットや廃墟に行き、カメラで撮影していた。

車で心霊スポットに向かう投稿者達。その心霊スポットでは、橋を通る前にヘッドライトを消す、クラクションを3回鳴らす、ライトを点けて橋を渡る、橋の上では絶対に止まってはいけない、無事に橋を渡りきったら願いがかなう、失敗したら死者が眠りから覚めてしまうという噂があった。

ナビを設定していたが、目的地に近づくと道に迷ってしまった。数時間、迷いながら道を走り、すっかり暗くなったが、なんとか心霊スポットの橋に到着した。ノリノリで検証を開始する。ヘッドライトを消し、クラクションを3回鳴らし、ライトを点けて橋を渡る。絶対止まってはいけないのだが、なにかぶつかったような音がし、車に何かが引っかかり止まってしまう。投稿者が外に出て車の下を確認すると、顔に傷のある女の生首があり、こちらを向く。すぐに車を出してその場を離れ車を停めると、突然フロントガラスに白い液体の様な物が付着する。車を止め、投稿者が汚れを拭き取りに外に出るが、拭いても全く拭き取れない。それが手形に見えること、内側についていることに気がついた時、車の中に無数の手が現れ、手は車の外に飛び出してくる。

一人逃げた投稿者。友人に電話したが通じず、1時間ほどして戻ると、車に中に気絶した友人がいた。その日以来、友人は体調不良で、不眠症で悩んでいる。

投稿者が心霊スポットについて調べると、飛び降り自殺が多発し、見つかっていない死体もあるという。幽霊の目撃情報もあった。そして、何十年か前、不倫相手に女性が殺される事件があった。橋の近くで刃物で刺された女性が置き去りにされ、まだ息のあった女性が大通りに出てトラックにひき殺されてしまった。女性が轢かれた場所が友人が気を失っていた場所だった。

女性の生首は、まあびっくりはするけど、その後の手がぶわっと飛び出してくる方がインパクトがあった。怖いと言うより気持ち悪い。心霊スポットのお約束はわりと良く聞くような内容で目新しさはない。道に迷うのもありがち。女性が死んだのが大通りに出てからだったので、霊が出るなら、橋よりも大通りの方じゃないの?なぜ首だけ橋の方に出たんだろう?大通りの方で車に現れ、飛び出してきた無数の手。出てくるのなら逆じゃないの、と思いましたが、まあ、あっちの世界は人の常識なんて通用しないんでしょう。せっかくだから友人にも話しを聞いて欲しかった。

レシピブログ

オリジナルレシピを撮影し、自分のレシピブログに投稿していた投稿者。問題の動画は1年くらい前に撮ったもので、編集し直そうとしていた時に気がついた。

説明をしながら、料理を作っていく投稿者。料理が作りにくそうな服装が気になってしょうがない。袖に火がつきそう。投稿者の背後、壁に黒い影が現れ、徐々に人の姿になり、近づいてくる。

投稿者は最近体調が良くなく、首や肩が凝る。そして、腕は内出血していた。病院に行ったが、原因が分からない。体調が悪くなったのはあの映像を見てから。

スタッフは投稿者と同じマンションで起こった事件の記事を見つける。それは、原因が変わらない不審死。スタッフは近隣住民から、マンションで死体が見つかり、その様子が異様だったため、騒ぎになったという情報を得る。鼻や口、目や耳、全身のあらゆる穴から出血している状態で見つかったらしい。あまりに異様なのでウィルスのせいではと思われたが、解剖しても何も出ず、結局原因は分からなかった。

再度、投稿者に連絡し、取材で得た情報を伝えようと、家を訪ねると、容態はさらに悪化していた。投稿者はマンションでの不審死については知らなかった。

マンションの管理人は不審死について認めた。その部屋は投稿者の部屋の上の部屋だった。その後は何も起きていないとのこと。投稿者は引っ越しし、体調も回復してきている。

スタッフがマンションでの取材映像を確認していると、投稿者の背後の窓ガラスに、逆さまに人の姿が現れる。手で首元を押さえ苦しんでいる様にも見える。

全身のあらゆる穴から出血している死体!それってエボラとか危ないウイルスじゃないの!?かなりの危ない案件。絶対ニュースになって、死体が発見された時点で周辺の隔離とか行われるでしょうに。騒ぎになった程度の問題じゃないから。霊より、そっちの方が怖い。

現れた女性らしき霊、服装とかなんとなく投稿者に似ているような気がするんですが。袖に特徴があるので気になってしまいました。映像を見てから具合が悪くなったとのことでしたが、マンション自体に問題があって、シックハウス症候群とかで、ここにいると危ないよと警告するために現れた投稿者の生き霊とか、投稿者の姿を借りて現れた守護霊とか。

獣人の怨念

農業をやっている投稿者。獣害に悩まされ、対策として罠を仕掛け、そのメンテナンスの様子を撮影した。

罠を点検して回ったが、罠にかかった動物はいなかった。山奥に進み、同行者の一人が用を足しに先に行ってしまう。設置した罠が壊され、合流するはずだった仲間の姿もない。突然悲鳴が聞こえ、駆けつけると、先行していた仲間が血を流して倒れていた。指さす方を見ると、そこには、牙を生やした異様な生き物がいた。驚いて逃げ出すが、また一人、絶叫と共に暗闇の中に引きずり込まれた。一人逃げる投稿者。カメラをナイトモードに切替え、周辺を撮していると、暗闇の中、着物を着て四つん這いで這っている人影が映る。カメラを落とし、落ちたカメラは投稿者を映していた。ライトを消し岩陰に身を潜める投稿者。上の方から獣人が近寄ってくる。その時、ライトで照らされ、獣人は逃げて行く。別行動のメンバーが来てくれた。彼らと合流し山を降りる。いなくなった2人の捜索は翌日行われ、血を流していたメンバーは遺体で見つかった。全身のいろんな部分の肉を食いちぎられている異常な状態だった。もう一人は見つからず、未だ行方不明。

映像を見た近所の年寄りが、「獣人が出た」と騒ぎ出した。古くからの伝説のようで、神主を呼んでお祓いをしてもらった。

スタッフはある民俗学者に話しを聞く。人間と獣の特性を持った生物の伝説は世界各国に残っていて、狼男やケンタウロス、人魚やインドの像の神ガネーシャなども獣人伝説の一つと考えられる。ルーツをたどると、実際にあったエピソードから発生した話しもある。狂犬病から発生した獣人伝説。狂犬病の症状は、激しい錯乱や痙攣。発症者を山の奥に隔離するということもあったが、実際は山奥に置き去りにしてきたらしい。映像の場所では、昔狂犬病の流行があった。この地の獣人伝説は狂犬病患者から派生したものではないか。しかし、映っていたものが狂犬病患者とは考えにくい。狂犬病の致死率は100%。この地で狂犬病が流行したのが100年以上前とのことだった。

新種の生物?着物のようなものを着ていたので、もとは人だったと考えれば、山に置き去りにされた狂犬病患者の怨念が悪霊化したということなのかな。食いちぎられた痕の検査の結果を知りたかった。

山にはやっぱり得体の知れないモノがいるんですね。絶対行かない。

監死カメラ

盗撮動画が見られる海外のサイトで、自分の部屋の映像を見つけた投稿者の彼女。その映像をビデオカメラで録画した。

誰が撮影したのか分からない自分の部屋によく似ている部屋の動画。タイトルは853。カメラが置かれているだろう場所、押し入れの中を探したが、カメラのようなものは見つからなかった。3ヶ月後、また動画がアップされているのを見つけた。その時は彼女の部屋に投稿者もいた。発見したのは2017年3月9日。動画のタイトルは9222。今度は画質も鮮明で、前回とは違い、家具も置かれていて明らかに自分の部屋。動画サイトを開くとパソコンの調子が悪くなり、動画をダウンロードしようとしたが出来なかった。動画を見ていると、彼女が部屋に入ってきて電気をつける様子が映る。怯える彼女。カメラを探すが見つからない。その後、動画サイトは見れなくなってしまった。結局、誰がどうやってあの映像を撮っていたのかわからなかった。

その後、投稿者に、また盗撮映像を見つけたから来て欲しいと電話があった。タイトルは9328。動画の映像は、ついさっきの自分が映っていた。そして、今の映像が映り始める。動画にノイズが出て、彼女の背後から不気味な女が近づいてきた。振り返るがそこには誰もいない。しかし、動画では女が近づいてくる。カメラで部屋の中を撮し、再びモニターの方にカメラが向くと、顔面の崩れたような女が目の前にいた。彼女は部屋から逃げ出す。次の日、部屋に行ってみたが、変わったところはなかった。動画サイトはまた見られなくなってしまっていた。彼女はすぐに引っ越してしまい、隠しカメラがあったのか、誰が動画をアップしていたのかはわからなかった。後に彼女が調べたところ、あのアパートでは殺人事件があった。20代の女性が恋人に絞殺された。映像の女性は殺された女性の霊なのだろうか?大家さんに確認したが、どの部屋なのかはわからなかった。事件があったのが平成9年3月28日。最後の動画のタイトルは9328。それを知ってから彼女は情緒不安定になってしまった。現在、彼女がどうしているかは、別れてしまったのでわからないと言う。

タイトルと日付が関係しているなら、最初の動画は平成8年5月3日、次は平成9年2月22日、最後の動画が平成9年3月28日。意味が分からない。誰が撮影したのか、誰が動画をアップしたのか、映像の女は何者なのか、まったくわからない意味不明の映像でした。せめて、彼女の居場所を調べて話しを聞くくらいしてほしかった。

impact

良かったのは「あいのり」の手がぶわっと飛び出してくる映像だけでした。前回が良かっただけに残念です。取材も中途半端で、勢いがない。例のスタッフが出てきてイライラするよりましですが。

2017年8月 9日 (水)

ほんとにあった!呪いのビデオ 74 ネタバレ感想

74

ほんとにあった!呪いのビデオ 74、2017年8月の作品です。

夏の三部作、いよいよラストです。すっきり終わってくれればいいのですが…。

impact

山道

マウンテンパイクで山道を走行する様子をヘルメットに取り付けた小型カメラで撮影した映像。投稿者が山道を走っている時、突然バランスを崩し、顔面を強打、両足を打撲するという不幸な事故に見舞われた。

山道で強い力に押され転倒すると前方から四つん這いの黒い人影が這い寄ってくる。投稿者にも見えているようで、動けない投稿者が絶叫を上げ、投稿者の目の前まで迫り、投稿者をすり抜けていく。

投稿者は自力で近くの民家まで辿りつき、無事家に帰ることができた。あの場所の周辺にはいくつか有名な心霊スポットがあり、霊の目撃談が多数報告されていた。

現れた黒い人影は、ほんとに真っ黒で目鼻口もなく、ちょっとインパクト不足。でも、こちらが動けない状態でああいうのが這い寄ってくるというのは、本人にとってはかなりの恐怖だとは思います。山にはまだまだ訳の分からないものがいそうなので、立ち入りたくないですよ、ほんと。

積載車

インターネット上に配信するために撮影した映像。投稿者は車の運転業務を生業にしており、長距離運転中の居眠りを防止するために配信活動を始めた。

積載車に事故車を積み込み、目的地まで運んでいたが、到着し撮影を終了しようとすると、助手席に顔面の傷ついた不気味な人の姿が現れる。投稿者はすぐに車から逃げ出すが、戻ったときには姿はなかった。投稿者は、運転中積んでいた車の中からドアを開けようとする「ガチャガチャ」という激しい物音が聞こえるような気がして、何度も振り返っていた。会社の社長に連絡すると、車をそのままに、タクシーで帰宅するように言われる。次の日、大がかりなお祓いが行われた。会社の社長によると、20年前、事故車を運搬している最中に幽霊を見たと言う運転手が帰り道に事故で亡くなったということがあった。

最初は積まれた車に異変が起こるのかと思ってましたが、運転手の隣に現れるとは思わず、びっくり。顔面は損傷し、虚ろな表情で、色のない不気味な姿でした。

ドッキリ

とあるバラエティ番組の収録映像。投稿者は番組のAD。CS放送用に作成されたが、ある事情でお蔵入りになってしまった。

投稿者に話しを聞くと、タレントに、幽霊を使ったドッキリを仕掛けようとしていた。撮影時には気がつかなかったが、後で確認すると、マズい映像になり、お蔵入りになってしまった、とのこと。

部屋に一人でいるターゲットのタレント。ラップ音や、女性のうめき声で脅かし、照明を明滅させ、隣の部屋から白い着物の女性の霊を出現させ、タレントがパニックになる。幽霊役の女性の背後や部屋に何度も黒い人影が映りこむ。もう一台の隠しカメラには、幽霊役の女性が部屋から出てくるときに、背後に顔までわかる黒い女性らしき姿が映る。

ディレクターは辞めてしまい、業界から離れ、現在は行方不明。幽霊役の女優さんは朝から体調が悪かった。彼女の普段の仕事は葬儀屋で、撮影の前日にも葬儀の仕事があったとのこと。お蔵入りになったため、彼女はこの映像を見ていない。

収録現場には特に曰くはなく、幽霊役の女性にも確認したが、葬儀の仕事で何かあったと言うこともなく、手がかりはない。

メインのカメラの方の映像は黒い影だけなので、スローになるまで気がつかなかったし、怖くもない。隠しカメラの映像は表情があったので、影よりはまだまし。それにしても、脅かし役の幽霊、あまりにベタな姿で、タレントさんが驚きすぎな気がしました。葬儀社、関係あるの?

おくりもの 後編

由美ちゃんに襲われてから10日ほどして寒川が出勤してきた。状況を聞くと、由美ちゃんから口移しされ、その後気を失ってしまった。寝込んでいたとき、気持ち悪くなり嘔吐したが、それから回復しはじめた。吐瀉物の中に、虫がいた。由美ちゃんも同じような虫を吐いていた。由美ちゃんが吐いた虫は「寄生蜂」。寄生虫の中には宿主の脳神経を支配しコントロールする能力があるものもいるが、寄生蜂は人体に影響することはなく、体内に入り込んでもすぐに死んでしまう。悦子さんが茂さんにキスをし、寒川も由美ちゃんからキスされた。この虫が「おくりもの」なのか?

寒川は「母体をもらった」というような声が聞こえる夢を何度も見た。もしかしたら、虫を吐き出したことで助かったのか?宿主のような感じで体をもらったと考えたが、舞木が異議を唱える。寒川が処女だと言い、デリカシーないしなんかもうトンデモな人だ、それで母体をもらったというのはおかしいと言う。生み出せないのに「母体」というのはおかしい。もしかしたら、そのせいで乗っ取られなかったのかもしれない。

寒川が磯崎家に設置したカメラに気になる映像があると言う。由美ちゃんが薫さんに「お母さんじゃないのに。私の気持ちなんてわかんないでしょう」と言っている映像があった。このことを確認しようにも、舞木が薫さんに上司の近藤さんとの不倫について聞き、薫さんが激昂し、取材を拒否されてしまっていた。謝罪し、再度取材申し込みをしたが、受け入れてもらえなかった。

取材班は自殺映像の少女の友人から話しを聞く。同じ小学校に通っていたKさん。自殺した少女Rさんはいじめが原因で団地から飛び降り自殺をしてしまう。Rさんを集団での虐めを受けていた。映像を撮ったのはRさん本人。自殺した後にいじめた人達の携帯電話に動画を送りつけた。あの動画は、いじめた人達へのメッセージビデオ。しかし、自殺したRさんが死んだ後に動画を送りつけることは不可能。動画を見たいじめっこ達や周りの子達も倒れたり急に叫び出したりして、集団パニックのようになってしまった。そして、その状態を撮影していた人がいて、Kさんから映像を見せてもらう。

映像には、そこかしこに倒れるて頭を抱えて苦しんだり、叫び出し錯乱する子供達が映る中、階段の上に立って見下ろしている少女の姿があった。その服装は死の直前にRさんが着ていた服に似ていた。20人以上の子供が過呼吸を起こし、内10人以上が病院に緊急搬送された。

謎は深まる。誰が動画を送ったのか? 何故Rさんの動画を悦子さんが持っていたのか? 未だ解明されない変化する顔の正体は? 

シリーズ監視カメラ 二階の和室

インターネット上にあるとあるサイトで無断で配信されていた監視カメラの映像。

海外のサイトで無線で飛ばしている監視カメラの映像の電波を受信して配信していた。監視カメラは、パスワードを設定せず初期設定のままでは、誰でも受信できてしまう。投稿者は日頃からこのサイトを見ていて、気になる監視カメラ映像を見つけた。民家の和室につけられた監視カメラ。

電気の付いていない和室の中。襖に不気味な影が映る。最初は人のようだったが、不気味に蠢き、消えてしまう。他にも、カメラの前で蠢く姿も捉えられていた。

サイトには監視カメラが置かれている場所の位置情報まで記載されていた。取材班はその家に向かった。家の住民にドキュメンタリー映像を撮っていると言い、監視カメラの映像を見てもらう。家人は自分の家だと証言。亡くなった夫が、好きだった部屋にいるんじゃないかと思い取り付けたと言う。影が映っていることは知っていた。

奥さん、影が旦那さんだと信じているようでしたが、あの蠢き方は不気味。得体の知れないものとしか思えないんですが。死んだ旦那さんの姿だとほのぼの見ているんだと思ったらちょっと怖い。旦那サンダとしたら、成仏してないんですね。まあ奥さんが幸せならそれでもいいのかな。

カメラ機能

ライブフォトという携帯電話のカメラ機能を使って撮影した映像。ライブフォトとはシャッターボタンを押した前後1.5秒合計3秒の動画を音声を含め記録する事が出来る機能。静止画を連続撮影した、動く写真のようなもの。投稿映像は合計15枚の写真で構成されていた。

投稿者に話しを聞くと、東京で部屋を捜す際、東京に住んでいた同郷の友人Aさんに会い、別の友人に送るためにその様子を撮影していた。

いくつもの映像にカメラの前にオレンジ色の光が現れていた。光はAさんの映っている写真に写っていた。一枚は、Aさんの背後にオレンジ色の光の中、人の顔のようなものが写っていた。Aさんは以前から自宅でラップ現象や金縛りにあっており、写っていた顔に心当たりがあった。1年くらい前から逆恨みをされている人物に似ている。その人物の生き霊なのか? Aさんは怖くなり、会社も辞め、地元に戻ってしまった。

オレンジ色の光が写るのは危険だと言うのはよく聞きますが、光が写っているだけなら、見てるこっちは怖くない。写っていた顔も、特に気持ち悪くもないし、見てても怖くはありませんでした。

続・おくりもの 後編

Kさんは、呪いのビデオに映っていた薫さんがRさんのお母さんに似ていると証言した。モザイクかかってるのによくわかるなぁ。Rさんの家族は自殺後すぐ引っ越してしまっていた。再婚した継母が2010年、Rさんの家に住み始め、その後Rさんに奇行がみられ、2011年春頃からいじめが始まった。由美ちゃんも薫さんがほんとうのお母さんではないと言っていた。本当に継母なのか?そして偶然なのか?

取材班は薫さんに確かめるため、直接磯崎家を訪ねる。家には電気がついておらず、真っ暗。呼びかけるが返事はない。ドアには鍵がかかっていなかったため、中に入る。薫さんの姿はなく、2階にあがり、由美ちゃんの部屋を見るが、由美ちゃんもいない。その後、何度か訪れたが、2人の姿はなかった。

投稿者香澄さんから、薫さんは茂さんの再婚相手であり、由美ちゃんの継母であったことを知る。2015年夏頃薫さんが磯崎家に住み始めた。磯崎薫とはいったい何者なのか、取材班は振り返る。

2010年春頃、F家に入りRさんの継母となる
2011年春頃、Rさんの様子がおかしくなる
2011年9月、Rさんが自殺
2011年10月、行方不明
2015年春頃、磯崎家に入り由美ちゃんの継母となる
2016年9月、上司の近藤さんと交際する
2016年12月、茂さんの様子がおかしくなり、薫さんに暴行
2016年9月、薫さんの浮気相手と思われた近藤さんから、薫さんから誘惑され、お金まで貸していたと聞かされる
2017年2月、娘の由美ちゃんの異変が始まる。
2017年4月、由美ちゃんがスタッフの寒川を襲う。薫さんは外出していた。

寄生蜂が宿主に卵を忍び込ませるように、薫さんは、他人の家族に侵入しているかのようである。

茂さんと同じ会社の香澄さんの夫が茂さんの実家の連絡先を聞いてくれ、取材班は実家を訪ねる。茂さんの父親茂文さんに会うと、そこには由美ちゃんの姿があった。5月末頃、由美ちゃんから電話があり、迎えに来て欲しいと言われた。薫さんが由美ちゃんにそう指示したと言う。茂文さんは薫さんの存在すら知らなかった。茂さんの前妻は由美ちゃんが幼い頃に病気で亡くなっていた。由美ちゃんは、誰かの声がして、自分で動きたくないのに動かされている感じだったと話してくれた。現在は由美ちゃんの奇行は続いていなかった。由美ちゃんは寒川に助けられたと話していた。これってどういう意味?

悦子さんから始まったと思われていた事象だったが、全ての謎の矛先は薫さんに向けられた。薫さんもあの顔の意志に操られていたのだとしたらその意志の起源はいったい?

2017年7月に投稿映像が送られてきた。小学校の母親参観らしき様子の映像で、子供が母親を前にして母親の絵を描いている。一人の男の子の顔があの不気味な顔に変わっていた。その少年の母親は薫さんだった、らしい。心して見て欲しいと言われてもモザイクかかってるし、薫さんなのかさっぱりわかりません。

前・中編まではいい感じの話しでしたが、後編になって、突然お話の方向が変わって、結局謎のまま終わってしまいました。盛りすぎて収拾がつかなくなってしまったというような感じ。せっかくの夏の三部作、どう収束するのか楽しみにしていたのに、肩すかしでがっかりです。増員したスタッフも舞木が変な人って印象は残ったものの、他2人はまったく生かされてない。スタッフの寒川が処女だとか、だいたいなんで舞木が言い切るのか。意味分からない。いじめ?いじめなのか?で、豹変した寒川に舞木が襲われるんですね。

由美ちゃんが寒川に助けられたと言ってたこと、寒川にキスしてからすぐ嘔吐していたことから、もしかしたら、寒川は特別な力を持っているのかもしれません。だったら今後が楽しみなんだけど。

百歩譲って寒川が処女だとしても、処女なら母体になり得ないというのなら、茂さんは?男だよ。母体になりえるはずもなく。ラストの子も男の子だったし。そもそも「母体」ってなんだ?やっぱり宿主という考え方が妥当な気がする。

薫さんが全ての元凶で終わらせるのはあまりに無理がありすぎ。事の始まりである悦子さんの存在は必要ないどころか、混乱の元。キスで移るならまず夫である茂さんに行き、それから悦子さんに行くのが妥当だと思う。

仮説として、まずRさんには「モッカ」の話しをし、いじめた相手に復讐するために自殺させ動画を送りつけた。茂さんと再婚してからは、悦子さんからいじめの相談を受けていた茂さんからその話を聞き、Rさんの動画を悦子さんに渡した。その時、薫さんが悦子さんにキスをして「モッカ」について説明し、悦子さんは自分をいじめていた先輩を死に追いやった。そして、薫さんの浮気で悩んでいた茂さんに悦子さんがキスで力を送った。悦子さんが茂さんにキスをしたのが先輩の死の後だったので、悦子さんから茂さんに力を渡したとしか考えられず、キスで移るということを知っていたことから、薫さんが悦子さんにキスをしたとしか考えられませんでした。やっぱり悦子さんの存在は不要な気が…。薫さんはそのことは知らなかったのでしょう、予定外に茂さんがおかしくなり、自分を殺そうとしてきた。でもその後は予定通り近藤さんを襲ってくれた。茂さんと悦子さんはRさんのように「モッカ」になるためどこかで自殺。標的は由美さんに移ったが、香澄さんが映像を投稿し、スタッフが張り付いてきたため、予定通りにいかず、行方をくらました。不気味に変わる顔はトランス状態になったときに取り憑いたなにかが姿を現した瞬間か、憎しみの念がああいう形で現れたか。薫さんの目的は、人助けなのか、混沌をまき散らすことなのか。呪いの伝道師?もう何が何だがさっぱりわかりません。ほんと、こういうのは勘弁して下さい。

悦子さんのもう一つの可能性として、Rさんの動画を送られた相手の関係者だった、とか、呪いの動画として出回っていたのを手に入れ、復讐のため、自分なりに「モッカ」について調べて力を手に入れた、ということもあるかもしれない。薫さんの知らないところで茂さんが悦子さんから力を手に入れて、その憎しみが、まずは薫さんに向かってしまった、とか。

由美ちゃんが無事なのは何よりでしたが、それにしても茂さんのお父さん。息子の茂さんは相変わらず行方不明。心配じゃないんでしょうか。由美ちゃんを放置せず、祖父の所に行くように指示した薫さん、悪い人じゃないような気がします。

5月末頃姿を消した薫さん。7月には別の子の母親になって、子どもは懐いてるようだったし、いくらなんでも早すぎない?と思ったけど、投稿されたのが7月ということだけで、いつ撮られたものかは分からない。もしかしたら、以前撮られたもので、子どもは薫さんの本当の子どもなのかも。あの子だけ、何でも無いときに顔が変化してた。なんかもう、ここまでくると、あの不気味な顔が伊藤潤二さんの書くキャラっぽいので、薫さんは「富江」っぽいなにかなのかとやけくそのように思ってしまいました。

impact

夏の3部作も終わりました。でも、世の中はまだまだ夏真っ盛り。今作は暑さを吹き飛ばすような映像もなく、3部作も消化不良。残念としか言いようがない。

見終わって、何が何だか分からなくなり、混乱して、うまくまとまりませんでした。

2017年8月 3日 (木)

REPLAY2 戦慄の心霊映像再現ドキュメント ネタバレ感想

Replay2

REPLAY2 戦慄の心霊映像再現ドキュメント、2017年8月の作品です。

これから御覧いただくのは、我々が入手した、この世のものならざる《何か》が映り込んでしまった映像である。だが、これらの映像はいずれも断片的で、それを見ただけでは、実際に何が起きたかを理解するのは困難である。また、取材を試みても、映像の撮影者や関係者が死亡、あるいは失踪しており、直接話を聞くことは叶わなかった。そこで我々は、当時の状況をドラマとして再現《リプレイ》し、現実に撮影された映像と組み合わせることで、怪奇現象の真実を明らかにするアプローチを試みることにした。 この映像をご覧いただけば、怪異が偶然に映り込んだわけではないことがわかるはずだ。

※この作品の出演者及び撮影者は、死亡もしくは失踪中です。

心霊映像を再現ドラマ化とか、何故か面白そうと思ってしまって借りてしまった。よく考えたら、この手の再現ドラマには散々がっかりしてきたこと、すっかり忘れてた。何だろうなぁ。暑さで頭をやられてしまったんだろうか。あまりに酷い内容。調べたらアルバトロスで納得。ちゃんと見てから借りないと。

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1.6階のエレベーター


何者かに追われているかのようにエレベーターに駆け込んできた男性。5階のボタンを押すが6階に着いてしまう。男性が外に出ると、エレベーターの中にうつむいた女性の姿が現れる。その後男性は行方不明。6階には数年前孤独死した女性が住んでいたとのこと。

エレベーターに一瞬女性が現れるだけの月並みな映像でした。ドラマはひたすら退屈。

2.ストーカー

ゴミ捨て場に捨てられていたスマホに残っていた映像。女性をストーカーしている撮影者。背後から女性を撮影しているストーカー。立ち止まった女性が後ろ髪をかき上げると、後頭部に目が現れる。

後頭部に現れた目は貼り付け合成のようでいまひとつ。いい感じのシチュエーションだったので、自然な感じの目だったら怖かったかもしれない。

3.自己啓発セミナー

自己啓発セミナーの授業風景を撮影したと思われる映像。横暴な教師の首に受講者がボールペンを突き刺す。その背後の壁に歪んだ顔が映り込む。

わかりやすいし、歪み具合もいい感じなんだけど、恨みがあるならもうちょっと鬼気迫る表情で出てきてほしいなぁ。

4.絵馬

女性の部屋でストーカーの男性が女性を縛り襲いかかろうとすると、突然電気が消え、暗視モードのカメラに、白い服の女性が映り、襲いかかってきた。映っていた男女がどうなったかは不明。この部屋の前の住人は奇怪な神を信仰していたとのこと。

このドラマも退屈。ベッドの下から出てきたストーカーが気持ち悪かった。実際の絵馬がドラマのように普通に神社の絵馬だったのか、映像には映ってないので不明。映像の男女がいないのなら、絵馬があったのかも不明だと思うのですが。なぜ題名が絵馬?部屋に残っていたのならそれも見せて欲しかった。奇怪な神を信仰していたなら、絵馬じゃなくても、もっと別の禍々しいものが残っていそうなものですが。

5.地下アイドルの動画配信

ある地下アイドルの動画配信の映像。配信中、卑猥なコメントが続き、無視していると、「殺す」と連投してくる。無視して配信を終えようとすると、映像が乱れ、画面に血しぶきのようなものが飛び散る。数週間後地下アイドルは飛び降り自殺をして死亡。死の数日前から原因不明の頭痛に悩まされ、死体の頭部はザクロのようにはじけていた。

ナレーションでは映像でザクロのように頭がはじけたと言っていましたが、それほどのものではなく、血しぶきがびしゃっと飛び散ったくらいにしか見えません。女の子、しゃぺってるし手振ってるし。

6.恋人

映画サークルの恋人同士が刀を持って戯れている映像。彼女のかけたサングラスに泣き叫ぶ赤ん坊の顔が映り込む。彼女は前の彼氏との間に出来た子供を堕ろしていた。この映像を撮った後、彼女は奇妙な言動を繰り返すようになり、2人は別れてしまう。

何言ってるか分からないし、画面はモザイクだらけ。子供の顔はよくわかりましたが、こういうのに映る赤ん坊ってどうして少し育った姿で出てくるんだろう。目も開いてるし。

7.歩道橋の女

幽霊が出ると言う噂の郊外の雑木林に、肝試しに来た男性が撮影した映像。暗闇の中、素手で地面を掘っている女を発見。近寄って声を掛けると、女の背後に、帽子を被りコートを着た女性の霊の姿が映る。女が掘っていた穴からは白骨化した女性の死体が発見され、ひき逃げされた女性のものだと警察に証言した。

これもドラマは退屈。実際の映像の霊の姿はやっぱりインパクトがなく、不発。映像には全く映ってないお兄ちゃんのほうがメインとか、意味がわからない。

impact

全体的に目新しさもなく、ドラマも怖くないし、みどころはまったくなし。出演者及び撮影者は、死亡もしくは失踪中っていうのは盛りすぎ。心霊映像の方はともかく、ドラマのキャストやスタッフになにかあったとかじゃないだろうし。映像の投稿者や出てる人がどうこうって言うのは良くあることだし。ほんと、だまされた。夏の暑さのせいということにして忘れてしまおう。

2017年7月22日 (土)

サイレント・ハウス/SILENT HOUSE ネタバレ感想

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サイレント・ハウス、原題:SILENT HOUSE、2011年のアメリカ映画です。

ウルグアイ発のホラー・サスペンス「SHOT/ショット」のハリウッドで完全リメイク。

人里離れた湖畔の別荘へやって来たサラと父親ジョン、そして叔父のピーター。3人の目的は、今はほとんど使われていないこの家をリフォームして売却するため、状況を調べることにあった。すっかり荒れ果てた家の中を探索する中、サラは不審な物音を耳にする。長年放っておいた間に、誰かが入り込んでいたのかも、と不安に駆られるサラ。やがて、父ジョンが何者かに殺されかけ、次にピーターまでもが襲われて……。

WOWOWでやってたので、ホラーっぽいからとりあえず録画したのを見ました。

impact

別荘を売却するために、家のリフォームと片付けにやって来たサラと父のジョン。そして、ジョンの弟である叔父のピーター。家はネズミが配線を囓り、電気がつかない。ランプを手に真っ暗な家の中、状態を確認していると、サラを訪ねてソフィアという女性が現れる。子供の時に一緒に遊んだというソフィアだが、サラには覚えがなかった。ソフィアはまた来ると帰っいった。

叔父のピーターが帰り、家にはサラとジョンの2人だけのはずなのに、2階から物音がする。調べるが、ジョンが動揺したポラロイド写真が数枚あった以外異常はない。ジョンは子供部屋らしき部屋を片付けをするようにサラに言うが、自分の物じゃないからとやる気のないサラ。手伝いに来なかった者の物は捨てていいと言われ、サラは部屋の中のものをゴミ袋に入れていく。ジョンは1人別の部屋を調べに行った。

しばらくは、会話を続けていたが、突然大きな物音がし、呼びかけてもジョンからの返事がない。怯えるサラ。ランプを手に父親を捜しに行く。家の中には2人以外の人の気配がある。怖くなったサラは外に出ようとするが、入口は鍵がかかり、出られない。窓も厳重に封鎖されていた。外に出られず、家の中を調べると、ジョンが倒れているのを発見。顔に傷があるようで、出血し、意識を失っていた。父が持っていた鍵を手に助けを呼びに行こうと入口に向かうが、鍵が違う。地下室?には何者かが寝起きしていた痕跡があった。そして、何者かに追われパニックになりながらやっと鍵の合う錠が掛けられた扉を開けて外に飛び出した。

道に出たサラは少女の姿を見つけるが、ピーターの車に遭遇。少女の姿は消えていた。ジョンを助けるため、再び家に戻った。1人車に残ったサラだが、トランクが半ドアで、誰かが車に進入してきたので、車から出て、家に逃げ込んだ。家を調べていたピーターはジョンが見つからないと言う。一緒にジョンが倒れていた場所に行くと、血だまりはあるが、ジョンの姿はない。ジョンを捜すが、ピーターも襲われてしまう。再び暗闇の中、ランプを失ったサラは、ポラロイドカメラのフラッシュの中、少女が近づいてくるのを見る。

突然、部屋の電気がついた。ピーターを引きずっていく男の姿や、あの少女と、少女に話しかける男の姿を目にする。隠れ場所から出ると、そこにはソフィアの姿があった。父親は椅子に拘束され、ピーターも倒れている。ソフィアの仕業だと思ったサラは彼女に鋏で切りつけた。ソフィアが自分を傷つけるの、と言うと、ソフィアと同じ傷がサラにもついていた。ソフィアがサラが自分の物じゃないと言っていた箱を渡し消える。中には数枚の写真。

全てサラの仕業だった。これまでの事は全てサラの幻覚。少女はサラの幼い頃の姿。父親は幼いサラに性的暴行を加え、ポラロイドカメラで写真を撮っていた。ジョンの拘束を解くと、現実のジョンは相変わらず暴君で、ベルトでサラを鞭打った。ピーターが止めるが、ジョンの行為を止めずに笑って見ていたと言うジョン。ジョンの注意がピーターに向くと、サラがハンマーでジョンを殴る。何度も殴ったあと、命乞いをするピーターを置いて、サラは家を出て行った。

impact

ストーリーとか、あってないような感じの内容のない映画でした。まったく前知識なく、とりあえずホラーということなので録画してあったのを見たのですが、とにかく、心霊物なのか、クライム物なのかわからない。突然異変が始まりますが、画面が終始真っ暗なので、何が起こっているのか全くわからない。ヒロインが恐怖に怯えてビクビクしながら逃げ回っているだけ。怪しい侵入者の存在を匂わせますが、そうかと思えば、明らかに生きた存在じゃないだろう少女の姿が現れたり。で、結局全部ヒロインの幻覚でした、って言うあまりに酷すぎるオチ。夢オチと妄想オチはなんでもありで、なんにも残らない。よっぽど内容が濃くて、引き込まれるような映像や内容ならいいのですが、今作は、映像が真っ暗、ブレアウイッチみたいにヒロインが怖がってるだけだったので、すごく退屈。

いったい、どこから幻覚だったのか?多分最初からずっとそうだったんでしょう。優しい父親なんていなかったんでしょうから。

自分の物じゃない子供部屋の荷物、訪ねてきた幼なじみ、ノックされたが誰もいない、地下室の誰かがいたような痕跡、まるで幽霊のような少女。変な伏線があったけど、結局全部幻覚で片付けられてしまいました。

ソフィアがなんなのかまったく説明がない。虐待されたサラのもう一つの人格という事なんでしょうが、サラが二重人格というような描写もないし、なら、最初から存在がなくても全く問題なかったのに。なんでソフィアの存在が必要だったんでしょう。オリジナルの「SHOT/ショット」にヒントがあるんでしょうか。

性的虐待の描写も中途半端で写真も分かりづらく、そうなのかなぁ、くらいしか思いつかなかったし。とにかく、なにもかも中途半端。加えて真っ暗。重ね重ね残念な映画でした。

2017年7月17日 (月)

【訃報】ジョージ・A・ロメロ監督がお亡くなりになりました

2017年7月16日、ジョージ・A・ロメロ監督がお亡くなりになりました。77歳でした。肺がんを患っていたとのことでした。

もうなんというか、月曜の朝からショックで、一瞬フェイクニュースかと思いましたが、残念ながらフェイクではありませんでした。ウィキペディアにも、記載されていました。ロメロ監督が死んだら新作が見られないと危惧していましたが、現実になってしまいました。

私にとって、人生で一番好きな監督さんです。ロメロ監督のゾンビサーガはただの娯楽映画ではなく、社会的なメッセージも込められた心に残る映画でした。

この間、新作"ROAD OF THE DEAD"の情報を知り、ロメロが監督ではないことでがっかりしたばっかり。まさかお亡くなりになるなんて。脚本を書かれているとのこと、最後の作品として、必ず見たいです。

私のホラーフリークの始まりは"Dawn of the Dead"です。すばらしい作品を、ほんとうにありがとうございました。

2017年7月16日 (日)

呪われた心霊動画 XXX 6 ネタバレ感想

Xxx6

シリーズ6作目。2017年6月の作品です。

今回も怖かったです。呪われそう。謎は多かったけど。

impact

今回、本作品に収められたエピソードは全て同じ事象に起因している、としか考えられない…

・入口

投稿者は、ノートに渦巻きのような模様が書かれていることに気がついた。友達のイタズラかと思ったが、その日から、家の中のいろんな物に渦巻きが書かれるようになってしまった。そして、それはどんどん増えていった。家族も友人も知らないと言う。定点カメラを設置し、撮影する事にした。

寝ていた投稿者が動き出す。夢遊病のように歩き出し、ペンを手に取り、渦巻き模様を書き始めた。5分後投稿者はベッドに戻るが、キーンという音と共に、カメラに映った顔が歪む。

投稿者は自分が書いた記憶がない。2、3日後、バイトの帰りに通る公園に机が置かれていた。その机が自分の机に似ていたので見てみると、同じ渦巻き模様が描かれていた。その机は自分の家にあったものだった。キーンという音がし、机の渦巻き模様が渦巻いて、机が消えてしまう。

部屋に戻ると、部屋に書かれていた渦巻も消えていた。公園で机を見た同時刻、家のカメラは全ての渦巻き模様が描かれた物が消えてしまうのを捕らえていた。以後、投稿者に奇妙なことは起きていない。

顔が歪む系の映像は基本的に怖いので、そこが怖いだけで、後は謎。

・都会の森

アクションカメラを買ったので自転車に取り付けて試し撮りをした。家に帰って再生してみると、撮影時にはなにもなかったのに、ありえないものが映っていた。アクションカメラは壊れてしまい、修理に出したが、原因不明。その後、テレビやパソコン、スマホなど電化製品が次々と壊れてしまう。インタビューの翌日、撮影で使用したビデオカメラも故障してしまった。こちらも原因不明。

これからお見せする映像は電化製品に何らかの影響を及ぼす可能性があります。くれぐれも自己責任でご鑑賞下さい。

電化製品が壊れるのってなんか新しい。パソコンが壊れるとか、ある意味、霊障より恐ろしいかも。

橋の歩道を走っていると、ノイズが発生し、前方から首を吊っている着物を着た女が現れる。森の中、首を吊った女性が揺れている映像になり、不気味な女の顔が大写しになる。

怖い、怖かった。呪われそうで、すごく厭。幸い、まだ壊れた物はないです。

・アケチ野ハウス

バイト先の先輩佐藤さんと同僚の菜摘さんと3人で怖い心霊スポットがあると言うことで、アケチ野ハウスと呼ばれる廃墟に行く。奥にある建物の扉には赤いガムテープで渦巻き模様が描かれていて、扉も目張りがしてあった。佐藤さんが目張りを取り、中に入ってしまう。そこは工場のような作り。女の子の「たすけて…」という声がかすかに聞こえてきた。一斉に懐中電灯が消えてしまうが、何故か扉の方が明るい。電気が通っているはずもないのに。すると、入ってきたのと反対方向にも同じような階段と扉が現れる。佐藤さんが新しく現れた扉の方に向かうと、扉の向こうの暗がりを白い服を着た少女が通り過ぎる。佐藤さんはそのまま扉を出て行き、扉は閉まってしまう。懐中電灯が再びつくと、佐藤さんが出て行った出入り口が消えていた。2人は入ってきた扉を出て、佐藤さんを捜すが見つからない。警察が佐藤さんの実家に問い合わせるが、そんな子供はいないと言われる。調べると、戸籍にも佐藤さんの名前はなく、バイト先の人達も佐藤さんを知らないと言う。佐藤さんの存在が消えてしまっていた。菜摘さんもノイローゼになりバイトを辞め、投稿者もなにが正しいのか分からず、悩んでいた。

これって、意味が分かると怖いビデオの「世界線廃墟」と似たような内容ですね。この場合、別の扉を出て行った佐藤さんではなく、扉をくぐってしまった2人が佐藤さんのいない平行世界に行ってしまったということなんでしょうか。扉の前を横切る少女の姿は別段怖くもなく、不思議な話という感じでした。

・留守電の内容

高校からの友人野間さんと水族館に行っていた投稿者の原田さん。帰宅中の電車の中で野間さんから着信がある。かかってきた時間が水族館に一緒にいた時刻。留守電が入っていたので聞いてみると、奇妙な音声が入っていて、電車を降りてから折り返して野間さんに電話すると、電話はかけていないと言う。

留守電は、間延びした不気味な声で野間さんの声なのかもわからない。「今、家に帰っている途中な…」「迷子になっちゃったみたい…」「人も歩いてな…」「同じところ。ぐ…」「家の近くには来てるんだ…」「どこ歩いてるかも分からない…」「タスケ…」「助けて…タスケ…」と聞こえる。

その後、野間さんは失踪してしまい、野間さんのスマホが、家の近所で壊れた状態で見つかった。

水族館での映像。座る野間さんの背中の辺りに不気味な顔が現れる。顔が怖すぎる。これも呪われそう。

実家に帰ったときに野間さんと共通の友人の北山さんと会い、野間さんからメールがあったことを聞かされる。メールは文字化けして読めず、不気味な写真が添付されていた。北山さんに話しを聞くと、原田さんに留守電があったのと同じくらいの時間にメールがきていた。折り返し電話したが、メールはしていない言われた。失踪前、野間さんにおかしな様子はなかった。

メールは文字化けしてまったく理解不能。添付されていた写真は3枚。墓石か石碑の様なものが映っているもの、赤い空と建物、水族館で野田さんの背中に映っていた顔、が映っていた。野田さんはこの世ならざる場所を彷徨い続けているのか?

これは、映りこんだ顔が怖い。ほんと、呪われそう。何度も見たくないし、見られない。

・歪む部屋の住人

投稿者の母方の実家の離れ。そこには絶対に入るなと言われていた部屋があった。歪む部屋と言われていた。その部屋では金属が歪むと言う。投稿者は15年前、部屋にカメラを設置して夜中撮影してみた。

ラップ音がし、カメラがずれて下の方を向くと、畳を這う複数の黒い手が蠢いていた。撮影時に使用した三脚とカメラが歪んでいた。テープはなんとか無事に取り出すことが出来た。

母方の実家が最近取り壊すことになり、整理の手伝いに行った投稿者は、歪む部屋の床下からビデオテープを発見する。持出禁止1990.1.17と書かれている。その日付は父親が死んだ日の前日だった。投稿者は父の葬儀の時、死に顔を見ていなかった。死因も聞かされなかった。さらに、歪む部屋に祖父母や親戚が集まって話しをしていたことを思い出す。彼らは文昭を歪ませるのはこの日がいいんじゃないかと話していた。文昭とは投稿者の父親の名前。それは父親が亡くなる少し前のこと。投稿者は父親が死んだ歳、35歳に今年なる。不安に思い投稿してきた。

これより問題の映像をお見せします。強い霊障を引き起こす可能性があるため、くれぐれも自己責任でご鑑賞下さい。映像をご覧になりたくない方はこのテロップが終わり次第、1分35秒間、早送りして下さい。いやいや、せっかくだから見ますって。

和室、歪む部屋らしい。振り子時計が3つ畳の上に置かれ、中央に着物姿の女性が座っている。時々、画面が暗くなり、女性の顔が歪み出す。歪んだ渦巻きの中から、「留守電の内容」に映っていた不気味な顔がこちらを覗いている。女性の姿が消えている。

最初の這っている黒い手の映像。なんとなく、残穢の奥山怪談を思い出してしまった。なにか関係があるんでしょうか。後半の女性の映像。渦巻きの中から覗く不気味な顔はやっぱり怖いし、座っている女性の顔も怖い。歪まなくても怖い。

・出口

美大に通っている投稿者。投稿者の先輩は、空間を魔方陣に見立てた儀式めいたインスタレーション作品を作っていた。その制作過程をメイキング画像として撮影する。今回は、古着屋で作品を制作していた。

先輩はテーマを考えずに作成する。非日常を作ることを続けていた。その先に高次元が生まれると言う。夜通し作業をすると、テンションが上がるが、今回はいつもと違っていた。床に渦巻き模様の作品を描いていると、テンションが上がり、急に「見えた」と笑い出した。怖くなった投稿者は止めようとしたが、呼びかけても作業に没頭し反応がない。「見えた」と叫び、笑い出した直後、室内の照明が不可解な明滅を始める。キーンという音がして、映像の色彩が異常に乱れ、先輩の様子がおかしくなる。床に描かれた渦巻き模様が渦を巻き、その上で先輩の体が歪み、一瞬消えて、再び現れ倒れてしまう。明滅前には存在しなかった渦巻き模様が描かれた様々な物があたりに散乱していた。

その後、先輩はその時のことをよく分からないが、高次元に触れてきた、渦巻き模様の物は狭間から落ちてきたと言っていた。

これは、怖くない。とりあえず、「入口」でなくなったものが、空間が繋がってここに出てきたという事なんでしょう。机がなかったけど、どこに行ってしまったんだろう。この映像を撮った日時と、「入口」の公園で机を見た時間は同じ時間帯だったかくらいは調べて欲しかった。

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全エピソードが同じ事象が原因ということでしたが、渦巻き模様と、歪み、そして、歪みの先の空間の不気味な存在で繋がっているとして、「都会の森」の繋がりは? 首を吊っていた女性が「歪む部屋の住人」の女性ということなんでしょうか。電化製品が壊れるのもあの女性が歪みの部屋の住人だったからってこと?確認するために、あの霊障があるだろう映像を交互に何度も見てしまった。とりあえず、無事です。

2017年7月15日 (土)

サウスバウンド/SOUTHBOUD ネタバレ感想

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サウスバウンド、原題:SOUTHBOUD、2015年のアメリカ映画です。

なんとなく、ジャケットを見て借りてしまいました。長編だと思っていたら、オムニバスでした。「荒野の街道で起こる怪奇現象の連鎖を、4組の監督が5つのエピソードで描いたオムニバスホラー」だそうです。オムニバスは苦手なのですが、この作品はなかなか良かったです。

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The Way Out 監督:ラジオ・サイレンス

南行きの街道を走る車。中には2人の血まみれの男達、ミッチとジャック。2人を追うように、まるで死神のような不気味なクリーチャーが宙に浮いている。血をドライブインで洗い流すが、ジャックは見えない何者かに襲われる。さらに、ドライブインを後にしても、なぜかまた同じドライブインに着いてしまう。なんど試しても同じ。あのクリーチャーも宙に浮いている。二人は異空間に閉じ込められてしまったのか? ジャックは出口を捜そうと違う道を走るが、ミッチは諦め、ここに残ることを選択。1人帰ろうと車に乗ったジャックをクリーチャーが襲ってきた。翼を持つ骸骨のような姿のクリーチャー。なかなかいい造形です。ジャックを車から引きずり下ろし、口に腕を突き刺す。ジャックは口を裂かれて死んでしまう。この殺し方もなかなかよかった。

クリーチャーは3体。モーテルの部屋に、ミッチを導く。中に入ると、部屋の中は血まみれ。ドアを開けるとそこは別な場所に繋がっていた。ミッチの娘のキャサリンが現れる。助けを求めるキャサリン。追っても追っても、キャサリンは逃げて行ってしまう。ミッチは永遠に娘を助けることができない空間に閉じ込められた。部屋の片隅には1体のクリーチャーが浮いていた。

Siren 監督:ロクサーヌ・ベンジャミン

ミッチが入ったモーテル。ミッチが入った部屋(多分)に、「起こさないで」の札を下げる清掃の女性。

別の部屋から女性3人が出てくる。彼女たち、セイディ、エヴァ、キムはワンボックスカーで旅するガールズバンド。

街道を走っているとタイヤがパンクしてしまう。困っていた彼女たちは、通りかかった夫婦の車に乗せてもらい彼らの家に一泊する事になる。エヴァとキムはご機嫌だが、セイディは、死んだ友人アレックスの事を口にした夫婦に不信感を抱く。

その夜、夫婦の友人であるケンジントン一家と夕食を共にする。息子の双子が不気味すぎる。食事前に、神に祈りを捧げるがキリスト教ではないような怪しげな祈り。いかにも怪しそうな肉の塊を出され、セイディは肉は食べられないと口にしなかったが、エヴァとキムはおいしいと食べてしまう。双子が、「4人かと…」と口にし、母親が叱責する。

まったく危機感のないエヴァとキム。不安でしょうがないセィディは部屋の中を調べ、引き出しの中にナイフを見つける。キムは死んだアレックスのことでセイディを責めるような事を言いだす。笑いながら。そして、突然黒い液体を吐いた。バスルームに行くと、キムも同じように黒い液体を吐いていてた。

セイディは夫婦に助けを求めるが、「新入りだ」「最初はひどいものだった」と言い、白い液状の薬を飲ませる。2人はすぐよくなったが、なにかおかしい。おそろいの服を着せられ、微笑んでいる。ここを出ようというセイディだが、二人はどこにも行かないと言い、またアレックスのことを口にし、寝てしまう。外では双子が見張っていた。セイディは引き出しからナイフを取り出す。2人が寝ているベッドの横に座るが、いつの間にか寝てしまい、アレックスの夢を見て目を覚ました。2人がいない。外を見ると、皆でどこかに向かっていた。

後を追うセイディ。彼らが向かった先には、かがり火が焚かれ、怪しげな儀式が行われていた。家主の夫婦やケンジントン夫妻が手を切って血を集め、その血でエヴァとキムの額に文字を書いた。

逃げるセイディをエヴァとキムが追ってくる。隠れてやり過ごしたが、アレックスが現れたため、逃げ出し、道路に出て迫ってくる車に助けを求めた。その背後には、ほんとに暗くてよく見えないのですが、あのクリーチャーが浮いていた。

The Accident 監督:デビッド・ブルックナー

スマホを見ながら運転していたルーカス。道に立っていたセイディに気がつかず轢いてしまう。撥ね飛ばされるセイディ。ルーカスは救急に電話し助けを求めるが、場所が特定できずに救急車は呼べない。救命士に電話が繋がれ、瀕死のセイディを町の病院に運ぶように言われる。

町の救急病院に着くが、中には誰もいない。今にも死にそうなセイディ。折れた足は千切れ、出血が酷い。処置台に乗せ、指示の通りに止血するが、口から血を吹き出し、痙攣を始める。挿管させ気道を確保するように言われ、なんとかやってみるが、指を咬まれてしまう。電話に、ずっと状況を聞いていたという医師が現れ、セイディを救うためにと指示をする。胸をメスで切開し、手を差し入れ直接肺を圧迫するように言われ、その通りにすると、セイディは死んでしまう。呆然とするルーカス。電話の向こうでは笑い声がする。欺されていたことに気がつき、病院から出ようとするが、ドアが開かない。別の出口は鎖で塞がれている。起こった事にどうしていいのかわからないルーカス。スマホに妻から電話がかかってくる。しかし、相手は妻ではなく、先ほどの女。あなたのせいじゃない、家に帰っていいと言われ、指示通り更衣室で着替え、外に出ようとすると、今度は簡単にドアが開いた。ポケットの鍵を使うと、1台の車が反応する。ルーカスは車を走らせる。走り去る車の背後には1体のクリーチャーが浮いていた。

Jailbreak 監督:パトリック・ホーバス

ルーカスと電話で会話していた女は、電話ボックスから出てバーに入る。突然銃を構えた年配の男が入ってきた。店の客が、来た道を戻って走り続けろ、ここを襲ったら確実に大変なことになると忠告する。男は強盗ではない、妹のジェシーを捜していると言う。店主の手には目が描かれた奇妙なタトゥーがあり、男が気を取られていると、先ほどの客が爪を黒い鉤爪に変化させ、背後から引き裂いた。男は反撃し、銃で撃って腕を吹き飛ばす。妹を見たと言う店主を外に連れ出す。傷ついた客が咆吼をあげる。

車が着いたのは町のレストランの裏。何も無い壁のドアから入るという店主。男に殴られても笑うだけ。ダニーと、男が名のってもいないのに名前を呼び、手の甲のタトゥーを目に当てる。タトゥーの目が瞬きする。タトゥーの目を通して見るダニーの背後には裸の男達の姿があった。そして壁にはドアが見える。

中に入ると、タトゥーを彫っているジェシーがいた。13年前のまま、変わらない姿で。再会を喜ぶジェシーだが、ここを出たくないと言う。ダニーは店主の頭を銃で吹き飛ばし、無理矢理ジェシーを連れ出した。車を走らせ、舗装された道が終わり、その先は砂漠。ジェシーに入ってはいけないと言われたが、車を走らせる。砂煙で視界は悪く、車を停めると、裸の男達がダニーを車から引きずり下ろし、衣服を剥いだ。助けを求めるダニーを残し、ジェシーは車で町に戻った。月光の下、1体のクリーチャーが浮いている。

The Way In 監督:ラジオ・サイレンス

ジェシーが店に戻ると、トイレから出てきた少女と目が合う。少女がレストランで食事をしている家族の元の元に戻ると、その様子を窺っている何者かがいた。一家、ダリルとケイト、そして娘のジェムは車で別荘に向かった。

夕食の準備をしていると、ドアを叩く音がする。外には誰もいない。また別のドアが叩かれる。外にはマスクを被った男が立っていた。すぐに警察に通報するが、到着まで30分かかると言われる。逃げようと外に出るが、3人のマスクの男達か迫ってくる。家に逃げ込むが電気を消され、男達が侵入してくる。ジェムは戸棚に隠れ、ダリルとケイトは見つかり拘束される。何が目的だというダリルだが、思い当たる事があったようで、謝罪を始める。男がケイトにダリルの秘密を囁いた。そして、ダリルの目の前でケイトを殺した。突然、車のクラクションが鳴り響く。車を確認に言った男にジェムが鋏を突き立て、バットで殴り倒した。別の男がジェムに逃げるように言い、ジェムは走り去る。

ジェムを逃がしてくれたことを感謝するダリルを男はナイフで刺し、女性の写真を突きつけた。それは、冒頭、ミッチが見ていたキャサリンの写真だった。マスクを脱ぐ男達。ジャックとミッチだった。もう一人シエーンの顔は不明。出て行こうとする3人を、ジェムがバットで襲った。しかし、ミッチに刺し殺されてしまう。

外で座り込んでいたシエーン。地面に地割れが出来る。家の中では、殺したジェムの体の中からあのクリーチャーが現れる。ダリルとケイトの体からも同じクリーチャーが現れる。ここすごくいい。触手がムカデというかゴカイというか生理的嫌悪感を感じさせて厭。で、それが体の一部じゃない。出てくる時だけの演出。外の地割れからはさらに巨大な触手が現れ、シエーンを捕らえて地中に引きずり込む。逃げる2人に地割れが迫ってくる。間一髪、車で逃げ出すことが出来た。車の前に飛び出してきたクリーチャーをアクセルを踏んで突破。夜の暗闇の中、クリーチャーの姿はなくなった。ジャックは家に帰ろうと車を走らせる。

impact

オーディオコメンタリーでどなたかが言っていましたが、伊丹十三監督のタンポポみたいな感じ。意味があって繋がるんじゃなくて、脈絡もなく別のストーリーに繋がっていく。最初は意味があるのかと思って見ていたので意味が分からず戸惑いました。とある田舎町にまつわる4つのエピソード、それもなにか怪しい田舎町。繋がってると考えないで、監督も違うし、ひとつひとつ別と思って見れば、すっきり楽しめました。まあ、訳が分からないというのはありますが、いいところも多くいので、そんなものかと気にしない。

The Way Outの口裂けシーンとか、Sirenの不気味な双子、怪しい肉、The Accidentのボロボロになったセイディや、言われたままに体を切開し手を入れちゃうシーンとか、Jailbreakの銃で吹き飛ぶ腕やら頭やら、瞬きするタトゥーや、不気味な裸の男達。デスフォレストの白塗りの化け物が思い浮かびました。The Way Inのクリーチャーの出現シーンや造形もなかなかよかった。

全てのストーリーに出てくるクリーチャー、地獄の使者みたいな認識でいいんだろうか。それとも土着の神とか妖怪の類い?あの町で悪さをしたり、町の人の意に沿わなかったりする人達を懲らしめるために存在するのかな。直接、信仰の対象になっているような描写がなかったので、あくまで推測ですが。

あの町、あんな死神みたいなのもいるし、なんらかの力を持っているようなカルト教団とか、あきらかに普通の人じゃない化け物みたいな集団もいるし、救急病院は荒れ果ててるし、911はちゃんと繋がらない。とにかく尋常じゃない町。町ぐるみとか考えないで、別物と考えた方がよさそう。

最後に監督さん達について

・ロクサーヌ・ベンジャミン  「V/H/S シンドローム」の製作を手がけた方のようです。

・デビッド・ブルックナー   「V/H/S シンドローム」の"AMATEUR NIGHT"の監督さんです。これ、とても好きな作品でした。なんといっても、あの強烈に個性の強い女優さんハナー・フィーアーマンが良かった。同じ女優さんで、長編映画"SiREN"にリメイクされましたが、監督は違う方でした。"SiREN"、一昔前のホラー映画のような感じでしたが、なんといってもこの女優さんがインパクトがあって、それだけで満足出来ました。

・パトリック・ホーバス   「ディスコード/ジ・アフター」の監督さん。見た覚えはあるのですが、あまり記憶に残ってません。

・ラジオ・サイレンス   「V/H/S シンドローム」の"10/31/98"監督さんですが、この作品、まったく記憶にありません。それだけ印象に残らなかった作品だったのでしょう。

2017年7月10日 (月)

ライフ/LIFE(2017) ネタバレ感想

Life

ライフ、原題:LIFE、2017年のアメリカのSFホラー映画です。

6名の宇宙飛行士が、火星で発見した<未知なる生命体>

彼らは知らない――。
世紀の大発明が大惨劇を招くものになることを。
それは、かつて火星を支配した、まぎれもなく宇宙最強の生命体。
小さく美しく、無駄なものが一切ない、”筋肉”と”脳”だけでできている。
どんな状況でも生き続け、相手に合わせて進化する。
最初のターゲットは人間。6人の宇宙飛行士。

地球にたどりつく<命 ライフ>は――

「地球に行かせない」それが6人のミッション。

公式HPより

impact

国際宇宙ステーション。乗組員は医師のデヴッド、疾病対策センターの検疫官ミランダ、航宇エンジニアのローリー、システムエンジニアのショー、宇宙生物学者のヒュー、司令官のエカテリーナ通称キャット。彼らは火星探査ミッションを遂行中だった。

火星の土を採取し帰還する探査カプセルを回収することが今回のミッション。探査カプセルに宇宙ゴミが衝突し、軌道がずれてしまうアクシデントが発生。エンジニアのローリーが船外に出て、遠隔アームでカプセルを無事キャッチ、回収することができた。

採取した土の中から細胞核をもつ細胞を発見し、生物学者のヒューにより活性化することに成功する。地球外生命体の発見に、クルーだけでなく、地球でも大興奮。お祭り騒ぎになり、命名権を与えられた小学校の名前から、生物は「カルヴィン」と名付けられた。

カルヴィンは分裂を繰り返す。単一細胞で筋肉も神経も視覚細胞も備え、体全体が筋肉で脳で目である生物だった。ヒューの指の動きに反応するまでになったが、トラブルが発生し、カルヴィンは活動を停止してしまう。

ヒューが電気ショックを与え、カルヴィンは蘇生したが、凶暴化。電気棒を折り、ヒューの手に手袋の上から絡みつき、手を砕いてしまう。そして、電気棒を破壊して破片で手袋を裂き、培養器から逃げ出した。薄い膜でヒトデのような形状のカルヴィンは、実験用マウスに襲いかかり、絡みつき吸収してしまう。ローリーがラボに入り、ヒューを助け出すが、マウスを吸収し大きくなったカルヴィンがローリーの足に絡みく。酸素キャンドルの熱で剥がすことができたが、隔離が必要なため、ローリーをラボから出すことができない。司令官のキャットが駆除を許可し、ローリーは焼却機でカルヴィンを攻撃。しかし、カルヴィンの動きは速い。熱にも強く、殺すことができない。カルヴィンはローリーの口から体内に入り、ローリーは死亡、さらに大きくなってローリーの口から這いだしてきた。焼却機の熱でスプリンクラーが作動し、その穴から逃げ出す。隔離は失敗した。

司令官であるキャットは地球にカルヴィンの危険性と、駆除することを報告するが、通信が途切れてしまう。通信システムが故障していた。修理するためにキャットが船外に出る。調べると、通信システムの冷却水が無くなっていた。水を必要としたカルヴィンの仕業だった。その時、冷却水の装置からカルヴィンが飛び出し、キャットに絡みつく。さらに大きくなっていたカルビンは、キャットを締め付けてくる。ヒトデというより蛸のような形状。吸盤はないけど。キャットの宇宙服の冷却装置が壊れ、冷却水がヘルメットの中にこぼれ出てきた。冷却水は猛毒で飲めば命はない。なんとかハッチに着いたが、死を覚悟したキャットは中にカルヴィンを入れないよう、ハッチを開けず、宇宙空間を漂い始める。しかし、カルヴィンはキャットの体から離れ、ステーションに戻った。まだ船外にいるカルヴィンをスラスターノズルで吹き飛ばそうとするが失敗し、船内に侵入されてしまう。

カルヴィンが空気がなければ冬眠状態になることから、他の全ての区画から空気を抜くことにする。作業を終え、空気が抜けるのを待っていたが、ヒューが具合が悪くなり、「私のせいだ、すまない」と謝って心停止してしまう。電気ショックを与え、蘇生させるが、ヒューの足がおかしい。ズボンを開くと、カルヴィンがヒューの足を喰っていた。ミランダがカルヴィンに電気ショックを与えると、足から離れ、襲いかかってきた。別の区画に逃げるが、ショーだけ逃げ遅れ、睡眠用の装置に逃げ込む。ショーを追ったカルヴィンは装置を壊すことができず、諦めて去って行く。

ミランダとデビッドは船内のモニターにカルヴィンが移動している姿を発見。ヒューの足のマーカーを飲み込んだため、追跡が可能になった。ヒューの死体を囮にし、閉じ込めることに成功する。後は空気が抜けるのを待つだけ。その時、地球からソユーズが到着。カルヴィンのいる区画にドッキングする。救助に来たのかと思ったのも束の間、ミランダは彼らが救助に来たのではなく、感染防御の第3段階、カルヴィンが地球に到達するのを防ぐため、宇宙ステーションごと地球から遠ざけるためにやって来た。これは地球への感染を防ぐため、ミランダ自身が決めたこと。

そんなことは知らないショーは救助だと思いソユーズに向かう。ソユーズのハッチを開けると同時にカルヴィンが襲いかかり、ソユーズの乗組員が襲われた。ドッキングが外れ、空気が船外に放出される。ショーを助けようとするが、カルヴィンはショーの足に絡みつき、ショーの体を伝って手を掴んでいるミランダの元に向かっていく。ショーは手を離してカルヴィンと共にソユーズに吸い込まれていった。カルヴィンはデビッド達を追ってくる。間一髪、別の区画に逃れるが、ソユーズが分離し、ステーションにぶつかり破壊する。

生命維持装置を失い、温度が急速に低下。空気も漏れ、残された時間は少ない。さらに、ステーションの軌道が狂い、地球に向かっていた。このままだと、大気圏に突入する。そうなると、2人の命はない。しかし、カルヴィンは生き残る。

デビッドは酸素を必要とするカルヴィンを酸素キャンドルを使って救命艇におびき寄せ、手動操縦で宇宙に向かおうと決意する。救命艇は2つ。どちらも1人乗り。地球での生活に絶望していたデビッドは、ミランダを地球に逃し、自分の命と引き替えにカルヴィンと共に地球から遠ざかろうと決意する。

誘導に成功し、デビッドの乗り込んだ救命艇にカルヴィンが入ってきた。救命艇を分離し、手動操縦に切り替え進路を宇宙に向けた。

救命艇に乗り込んだミランダは、不測事態が起こったときのため、カルヴィンが危険なこと、クルー4人がカルヴィンに殺された事、デビッドが感染を防ぐため、宇宙の彼方にカルヴィンを運ぶために死亡したこと、この生物が地球に到達したら、全人類の命をかけて破壊するためにあらゆる手段を尽くすべきであるとブラックボックスに記録を残す。

救命艇にステーションの破片がぶつかる。一艇は地球に向かい、もう一艇は宇宙にはじき飛ばされた。地球に向かった救命艇は海に着水する。近くにいた漁船が救助に向かう。窓から覗くと、中には、形状を変え、救命艇内に蜘蛛の巣の様に触手を張り巡らしたカルヴィンとデビッドがいた。宇宙にはじき出されたのはミランダの方だった。開けるなとのデビッドの叫びもむなしく、ハッチは開けられる。

impact

結末は、救命艇に別れて乗った時からなんとなく予想はしていましたが、予想通りの後味の悪いエンディングになりました。ハッピーエンドでも良かったのに、なんでこんな終わり方にしたのかな?やはり続編ありき?今度は地球でカルヴィンとの戦いになるのかな。その時はカルヴィンももっと数が増えてたりして。

なんというか、まんま「エイリアン」で、目新しさもなく、襲い方も最初のマウスを襲ったときが一番インパクトがあったくらいで、後はそれほど見せ場もなく、やたらでかい音で脅かすだけで、いまひとつでした。

カルヴィンの造形は良かったです。特に最初の膜状の時が良かった。最後、救命艇でまた形状を変えていましたが、環境により変化するという事だったので、地球ではどんな形状になるんだろう。続編があるなら、見たいかも。

救命艇の中でなぜデビッドを襲っていなかったのかが謎でした。獲物がデビッドだけなので、ゆっくり吸収することにして、蜘蛛のようにがんじがらめにして捕らえていたのか、地球の落下し、環境に合わせて形状を変えたのか。まあ、あの状況が中の様子が見えたとき、よりショッキングだったということは確かですが。

デビッド役のジェイク・ギレンホールがトイ・ストーリーのウッディに顔が似ていて、ウッディにしか見えなくなってしまい、シリアスな場面が台無しでした。真田広之は暑苦しかった。

細胞を活性化する時、ローリーが「死霊のしたたり」みたいだと言いましたが、一瞬何の映画だったっけと悩みました。スチュアート・ゴードン監督の「ZOMBIO/死霊のしたたり」でした。死体を蘇生させるが、凶暴化するというような内容なので、ストーリー的には似た感じで、その後の展開を考えると、ローリーのたとえはどんぴしゃだったわけです。原題の”Re-Animator”ならすぐわかったのですが、なにぶん字幕を追ってて、耳がついていってなかったので、聞き取れませんでした。しかし、酷い邦題。こういった映画にはなんでも「死霊」とか付けてた時代でした。

とても楽しみにしていて、前情報をひたすら見ないようにして、初日に見に行きました。映画館は満員で、人気はあったみたいです。ても、ホラーとしては、緊張感がなく、怖さを感じられない。がっかりでした。9月のエイリアンコブナントと釜山行きをおとなしく待ちます。

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